人気のパーソナルカラーですが改めてすこし丁寧に説明していきたいと思います。
パーソナルカラーの定義ですが、
目の錯視(錯覚)を利用して自分自身を美しくみせるものです。
個人個人に似合う色を顔や肌の色を元に診断する手法。
というものです。
パーソナルカラーの診断ってどうするの?
ドレープといわれる色の布を使います。
これを顔のそばに当て、見え方の変化をみることで診断します。布は120色あり、明るさ、あざやかさ、清濁が異なった色がたくさんそろっています。そのたくさんの色の中から、調和する色の共通の特徴を分析していきます。
黄色が似合う、青が似合う、といった単純なことではなく黄色は黄色でもバナナのようなあたたかみのある黄色が調和するのか、レモン色のような涼し気な黄色が調和するのか、細かく分析していきます。
例えばピンクが似合うといわれても青みのピンクが似合うのか、サーモンピンクのような黄みのピンクが似合うのかざまざまです。微妙な違いが大きな変化を生むためたとえばピンクが似合うといっても自分を魅力的にみせるピンクもあればイメージダウンしてしまうピンクもあるのです。
パーソナルカラーの色の分類
パーソナルカラーはまず全体をイエローアンダートーン、ブルーアンダートーンの二つのグループに分けます。アンダートーンをさらに2つに分類し4つのグループに分類したものを4シーズン分類法といいいます。
・イエローベースはスプリングとオータム。
・ブルーベースはサマーとウィンター
です。
■スプリングの色の特徴は、明るくかわいらしい印象の色調です。明度が高くあざやかな色が多いです。
■サマーはさわやかで涼し気な色調です。明度が高くスモーキーな色が多いです。
■オータムは深みがありリッチ感のある色調です。明度が低くスモーキーな色が多いです。
■ウィンターはシャープではっきりとした色調です。明度が低く、あざやかな色が多いです。
パーソナルカラーの具体的効果
そんなパーソナルカラーですが、具体的な効果としては以下のようなものがあります。
◆美肌効果
くま、くすみ、しみ、そばかす、しわなど肌のネガティブな部分を目立ちにくくする
肌がつややかに見える
肌が明るく見える
◆小顔効果
フェイスラインが引き締まってみえる
パーツが立体的に見える
◆目を美しく、強くみせる効果
瞳の印象が強くなり目力が強くなる
白目がより白く健康的に見える
◆好感度効果
色彩の調和がとれることにより視覚的に好感度が高くなる
似合う色が分かると、より自分を美しく見せたり、健康的にいきいきと見せたりすることが可能になります。またしっかりとした印象、清潔感のある印象、好感度の高い印象なども意図的に作り出すことが可能になります。