昨日お客さまから「テカリとツヤの違い」についてご質問をいただきました。大人肌こそツヤがあると顔が明るく若々しく見えますが、一方で「これテカって見えてない?」と不安になることもありますよね。特にクッションファンデーションなど簡単にツヤ肌作りをしやすいアイテムが増えた今だからこそ、ちょっと気をつけたいなと思います。
今日はその“ほんの少しの差”を、分かりやすくお話しします。ゆったり読んでいただけたらうれしいです^^
■テカり(油分の光)
・皮脂が溜まった部分が一点でギラっと反射
・小鼻、Tゾーンなど光が強く跳ね返る
・触るとベタつき、ファンデがヨレて見える
→「崩れている印象」につながる光
■ツヤ(質感の光)
・肌全体が“面”でやわらかく光る
・水分があるように見え、なめらかな質感を演出
・トラブルを飛ばし、立体感が生まれる
→「整っている印象」をつくる光
つまり、ツヤは“水分をまとった光のベール”、テカりは“油分が跳ね返す光”。
大人が目指したいのは、油の光ではなく「質感そのものが美しく見える光」です。
■テカって見せない大人の艶メイク3つのコツ
① 部位で質感を変える
Tゾーンは薄く仕上げて、小鼻横はスポンジで軽く押さえる。特に小鼻横は自然なマットがオススメです。頬の高い位置だけにツヤを残すと、メリハリのある上品な仕上がりに。
② パウダーは“全顔にのせない”
テカりやすい部分だけ軽くセット。艶を残したい頬はあえてパウダーをのせず、透けるような光を。メリハリがポイントです。
③ スキンケアの“ミルフィーユ”
内側からにじむツヤを作るために、保湿はしっかり行います。化粧水、乳液だけで仕上げている方は今の時期だけでも美容液で内側にハリ、ツヤを仕込んでみてください。ベースメイクの仕上がりが格段に変化します。
ぜひ明日のメイクで試してみてくださいね。
今日はとても冷え込んでいますので、みなさまどうぞあたたかくしてお過ごしください。
レッスンにお越しのみなさまもどうぞお気をつけてお越しください。


