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コラム

ワードローブをすっきり保ちながら、おしゃれを最大化する方法

寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか。私は最近撮影メイクのお仕事に入らせていただくことが多く、スタジオとサロンを行き来して過ごしています。最近、レッスンにお越しくださるお客さまのきっかけとして「年末に向けて断捨離中です」「クローゼットを見直したい」
というお声をよくいただきます。みなさんはいかがですか。

私自身もこの時期になると、クローゼットの整理がしたくなります。

ただ正直に言うと、「掃除したい!」という日と「今日はもう無理…」という日の差が激しく、、
掃除欲の波が来たときに一気にやっています^^;

40代になって思うのは、
“服は増やさず、おしゃれに見せたい” ということ。

持っている服・好きな服・少量の服でおしゃれを楽しむ心地よさが、
年齢とともにしっくり来るようになりました。

今日は、私自身も日々意識している
“服を増やさないためのポイント&少ない服でもオシャレに見えるポイント” をまとめてみました。
ゆっくり、ゆったり読んでいただけたら嬉しいです。

1.“買う前に、今ある服と色が合うか”をチェック

服は色の組み合わせが合わないと出番が減り、着ない服が増えてしまいます。
自分の持っている服の色に“合いやすい色”が分かると、買い足すときに迷いが減ります。

2.季節ごとに「買う前に1枚手放す」ルールを作る

新しい服を迎える前には、今ある服を見直す習慣を。
長く着ていない服・もう似合わない服・古びた服には
“動かない気=停滞した気”が溜まると考えられています。
30代以降のファッションは“厳選”が鍵。
量より質で、自分の軸があるクローゼットに整えていきましょう。

3.トレンドより“自分のベーシック”を基準に選ぶ

流行は毎年移り変わりますが、あなたの“似合う軸”は変わりません。
ベーシックが決まっている人は、無駄買いしないうえにおしゃれに見えます。
「迷ったらいつもの私に戻る」
そんな基準を持つと、買い物が驚くほどラクになります。

4.“なんとなく買い”を防ぐために、買い物のテーマを決める

目的なくお店に入ると、“余計な1枚”に手が伸びがちに。
・「今日は白ニットだけ探す」
・「パンツを1本買い替える」
テーマを決めて出かけるだけで判断がブレません。

5.顔がくすむ服・太って見える服は潔く手放す

年末の大掃除は、“似合わない服を手放す絶好のタイミング”。
・着ると顔色が冴えない
・どこか太って見える
・もう何年も着ていない
迷ったら、
「過去の自分に“この服買ったほうがいいよ”とすすめられる?」
と自問すると答えが出やすくなります。

少ない服でもおしゃれに見える3つのコツ

服が少なくなるほど不安になる“おしゃれ見え問題”。
でも、以下を意識するだけで一気に洗練されます。

①“形がキレイなベーシック”を味方にする
シルエットが整うとコーデは無限に作れます。
特にコート・パンツ・ニットは軸になる一着を。

②小物で季節感や華やぎをプラスする
服を増やすより、アクセやストールのアップデートが効果絶大。

③繰り返しの法則で統一感をつくる
デザインの世界でよく使われる“Repetition(反復)”の法則。
靴とバッグの色を揃える、柄の中の1色を小物で繰り返すなど、
“どこかで色や素材を繰り返す”だけで、
少ない服でも統一感が生まれ、洗練されたスタイルに見えます。

年末に向けてお忙しい方も多いと思います。
お身体に気をつけてあたたかくお過ごしくださいね。

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