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コラム

ルノワール作品から読み解く美肌の条件。見ていて幸せになる肌とは?

こんにちは。美肌のためのパーソナルカラー診断サロンBEAUTYMAP代表の鈴木さやかです。皆さんは、好きな画家はいらっしゃいますか?私はルノワールが好きです。ルノワールが描く女性の肌には、透き通るような透明感、ふっくら感、やわらかさ、血色感があります。見ていて幸せになれる肌だな~と思うんです。ルノワールは人物の描写を追求した画家といわれているので、肌の表現も美しく、美肌の条件を作品から読み解くことができます。

例えば「ピアノに寄る少女たち」の絵は、透明感があるやわらかな肌とコーラルピンクの頬が印象的です。

後ろの少女、よく見ると、手にほんのりピンク色を感じます。

私たちもメイクで、ベースにピンクの下地を使うことがありますよね。

ファンデーションの下地にピンクを使うと、肌のくすみが消え、透明感のある肌を演出しやすくなります。

ルノワールの絵のように、ふっくらとした幸せ感のある肌を叶えてくれるので、肌のくすみが気になる、血色感がない、とお悩みの方はピンクの下地、おすすめです。

 

オルセー美術館にある「ムーラン・ド・ギャレットの舞踏会」という作品です。

光と融合したかのような明るい肌の表現が見られます。

ルノワールは、「絵画は愛らしく、喜ばしくかわいらしいものでなければ」という言葉を残したそうです。

肌の表現から見ても分かるように、一貫して幸福な雰囲気を作品から感じますよね。

モネやルノワールなどの印象派の画家の作品の特長として、「光の追求」を徹底的に行ったことがあげられます。

印象派以前の作品は、いかに滑らかに陰影を表現するかという点に留意して描かれていましたが、印象派はものの形よりも、光や光によって変わる色彩を表現しました。そのため輪郭線でしっかりと形をとるのではなく、光の移り変わる一瞬を追求したそうです。

絵の具は混ぜることで、発色が悪くなることに気づいたモネやルノワールは絵の具を混ぜない新たな手法を生み出しました。真っ黒を禁止し、原色かそれに近い色を使用して、チューブから出した絵の具を短い筆さばきでそのまま配置していったそうです。

オルセー美術館見学中、入ったカフェの天井も美しく、、どこまでも豪華です、、

遠目から見たオルセー美術館です。

日も少しずつ長くなり、春が近づいてきていますね。季節の変わり目は体調を崩しやすくもなりますので、どうぞお身体大事にされてください。私も今年に入ってすぐ風邪で寝込み、体調だけは気をつけて過ごしたいと思います。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

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