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巨匠ルノワールから学ぶ「見る人を楽しませる作品」を創作する2つのポイント

こんにちは。BEAUTYMAP代表の鈴木さやかです。先日パリのオルセー美術館に行ってきました。

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日本語のオーディオガイドを聞きながら巡りました。

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作品研究をしたかったルノワールの作品。

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」

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見ていると不思議と明るい気持ちになり、当時の情景が目に浮かぶ作品です。談笑する会話や、音楽も聞こえてきそうです。

ルノワールは作品を描く上で、「見る人を楽しくさせる」ことを大切にしました。

どうやって楽しませることを実現したのか。

ポイント1 色を混ぜない

色は混ぜ合わせると暗くなる。

濁った色をなるべく使わず、原色かそれに近い色を使用し描きました。

チューブから出した絵の具を短い筆さばきでそのまま配置し離れて見ると濁ることなく鮮やかなまま色彩が混色して見える工夫をします。これは印章派特有の筆触分割という技法です。

ポイント2 モデル・被写体との関係性

手前にいるのはルノワールの友人たち。親しい人々を描くことで作品に自然と活気と躍動感が生まれています。写真も撮る人と撮られる人との関係性が作品に反映されると聞いたことがありますが、絵画も同じなのかもしれません。

オルセー美術館見学の後は、カフェ・アンジェリーナでモンブランを頂きました。

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巨大^^:でも美味しくてペロリと食べてしまいました・・・

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本日もお読みいただきありがとうございます。

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