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桜色の季節に使いたい、日本らしい和の色名ご紹介

こんにちは。パーソナルカラー診断サロンBEAUTYMAP代表の鈴木さやかです。
今日から4月がスタートしましたね^^
日本で生活している時は、春にちょうど桜が咲くということは、ごく当たり前のことだと思っていました。
でも、スイスに来て、それはとても貴重な景色で、日本ならではの美しさであることを知りました。
もっと味わっておけば良かったと少し後悔をしてしまうほどです。
というのも、今日は4月1日なのにスイスは大雪が降っています、、

桜の色を表現する「桜色」。
満開の山桜の花のような淡いピンクの色名です。
平安時代を通じて最も愛好された色名であり、
「古今和歌集」にも登場しています。
この時代以降、桜色は詩歌の中に定着しました。
化粧品だと、やわらかなピンク味が、血色感を演出してくれるので、白粉の色、化粧下地の色としてよく使われています。

ファッションにおいても、桜色は、優しい印象を相手に与え、やわらかな空気感を作り出してくれるので、はじめましてが多い今の時期にぴったりです^^
桜色以外にも、赤を軸とした日本らしい和の色名は、たくさんあります。

例えば、
珊瑚色→古くから宝飾品にされ、粉末にしたものは日本画にも使われていました。チークやネールの色として使うとなじみが良さそうな色調。トップスの色やカラースカート、カラーパンツの色としても活躍しそう。

 

撫子色→ナデシコの花の色を撫子色といいます。万葉集にも登場する花で古くから親しまれてきました。チークの色として使うと、ふわっと透明感が出やすい色。

 

苺色→熟した苺のような色。日本にイチゴが伝来したのは江戸時代終わりと言われているので古い色名ではありません。レッドメイクやピンクメイクをする際のアイカラーや、ちょっと透け感のあるティントリップとして活躍しそうな色。

 

牡丹色→ボタンの花の色を牡丹色といいます。ボタンは中国原産で、日本に8世紀には渡来しています。ですが色名になったのは明治時代になってからと言われています。ポイントメイクに使ったり、トップスに持ってきたりしても、かわいい色。

 

各ブランドから新作コスメもたくさん出ていますね^^
春メイク楽しんでいきましょう!
気温差もある時期ですので、皆さまどうぞご体調にお気をつけてお過ごしください。
本日もお読みいただきありがとうございます。

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