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色を見分ける力をつけるには?自然は色の教科書

こんにちは。渋谷パーソナルカラー診断サロンBEAUTYMAP代表の鈴木さやかです。

以前お客さまからこのようなご質問をいただきました。

「色を見分ける力をつける方法はありますか?」

私自身、化粧品会社で商品開発を始めた当初、色を見分けることが苦手でとても苦労しました。。

教材等で色を覚えるやり方もありますが、効果があるなと感じたのが

自然の色に敏感でいることです。

orange flowers

自然の色に敏感でいるとは?

例えば緑。あなたはどんな緑を想像しますか。

緑は緑でも季節、天候、時間それぞれに違った緑が存在します。

例えば春の緑

gray concrete road top between green trees

夏の緑

gray concrete road in between green trees during daytime

秋の緑

pine trees near mountain

冬の緑

green trees on green grass field during daytime

緑は緑でもそれぞれに良さがあり、

色相、明度、彩度、清濁(色がクリアか濁っているか)に違いがあります。

記憶の中の色は曖昧で、実際よりも鮮やかに記憶される傾向がある

例えば桜の花びらは実際は写真のように白に近い薄いピンクですが、

思い浮かべるのは比較的鮮やかなピンクです。

selective focus photography of pink petaled flower

色はその色らしさが強調されて記憶される傾向があります。

記憶色は実際よりも好ましいと思う方向に変化しがちです。ややケミカルな色として頭に残ることもあります。

なので、色を選択しようとしたときに、記憶色だけしか使えないのはとてももったいないこと。

自分の頭の中の色リストを常に更新する意味でも、自然は色の教科書になります。

少しでも皆さまのファッションやメイクのお役に立てたら幸いです。

本日もお読みいただきありがとうございます。

selective focus photo of pink petaled flowers

 

 

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